メロドラマの真ん中で

彼氏のことが大好きで、いろんなことが寂しくて怖くて、わたしはもう辛い。わたしはもう恋でメソメソするような脆弱な心はとっくに捨て去ったと思っていたのだが、残念!わたしはわたしでした。やっぱりわたしってダメなのかな、という絶望が今胸にいっぱい詰まっている。

わたしはわたしの寂しさが忌まわしくてたまらない。なぜか。「毅然としてたいじゃん」とBoAが歌ってたが、その通りだ。毅然としていたい。もっといえば超然としていたいとすら思う。だから、寂しいみたいな幼稚な感情は捨て去りたかった、どうしても。でもだめだね。足掻きにもならんね。圧倒的に寂しい。もう理想と事実を混同するのはやめて、事実を直視するならば、わたしは寂しがり屋の甘えん坊なのだろう。寂しがり屋の甘えん坊、なかなか胃もたれするフレーズだけど、あぁーわたし寂しいな、甘えたいな。たしかにな。自分のこういうところを抑圧し続けるから、恋人ができて、ひととき寂しさが埋められると途端に歯止めがきかなくなるのだ。でもまあもう仕方がない。彼氏とどうなるかはわからないけど、自分とは最後まで付き合っていかなきゃならない。それなのに、いつまでも理想の自分ばかり押し付けてちゃしんどいだろう。

BoAは「毅然としてたいじゃん」の前に「離れてちゃ意味ないじゃん」と歌っている。離れてちゃ意味ないんだよ、やっぱり。早く会いたいよ、寂しいよ。