夢より素敵な

こんなブログを作っていたことを思い出して読み返すと、今夏の苦闘が記録されていた。憂鬱の中で窒息しそうな毎日を思い出し、たった数ヶ月前なのにもうずいぶん遠くに感じることに気づく。とても悲しいことに、くだんの彼とはその後数ヶ月で別れてしまった。別れの日の、薄暗い部屋を思い出すと今でも息が止まりそうになる。

やっぱりね、付き合ってて辛くなるような恋はダメ、どちらかが我慢するような関係は続きっこない、なんて訳知り顔で後出しジャンケンはしないぞ。何を犠牲にしてもそばにいたかった、それぐらい大好きだったという気持ちを失敗だなんて思わない。それが原因だったなんて言ってたまるか。あの頃のわたしの直向きさを思うと、これでよかったんだとしか思えない。ああ、わたしはわたしとグータッチがしたい。おつかれさま。よく頑張ったね。

彼のことは今も尚、何の迷いもなく大好き。これは未練ではない。そんな残り物的感情なんかじゃなく、至って普通にシンプルに、彼のことが大好きなのだ。どこにいってもどんな関係であっても、愛する自由は奪われないのね。この自由と共に、わたしはただ自分の人生を生きていこうと思ってる。